宗谷の医療を側面から支援 河谷篤稚内保健所長

 新しい稚内保健所長に着任した河谷篤氏(53)は「宗谷圏域は医師をはじめ医療従事者確保が課題。これまでの経験を活かし、地域の魅力をPRするなど側面から支援に努めたい」と抱負を語った。
 河谷氏は北海学園大学法学部卒業後、民間企業へ就職したのち、平成3年、浦河林務署を振り出しに道に奉職。保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課主幹など歴任。前任は同地域福祉課主幹。
 宗谷への勤務は初めてだが、留萌など勤務したことがあり、家から海が見える港町での生活が好きだと。
 札幌医科大学へ派遣された際には、医師確保、医師派遣の両方の仕事を経験したことがあり「医療従事者の確保は大変難しいことだと感じている。行政や関係者が地域の魅力を紹介し医療従事者の確保に繋がった経験もあるので支援していく」と話していた。
 宗谷管内では新型コロナウイルス感染者が出ていないものの「咳エチケットをはじめ、手洗いなど予防、日常の健康チェックに努めることなど対策に理解と協力をいただきたい」と話していた。
 趣味はアウトドア、音楽鑑賞。「秋アジ釣りなど体験してみたい」とのこと。

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