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 新型コロナウイルス感染の報道で改めて感ずるのはテレビの速報性であり、それを上回るネット配信の迅速さである。それと比べ新聞の位置付けは。コロナの報道は速さはもとより正確性が問われているということを思い知った。
 というのは先日の「時の話題」で札幌医大教授の「ガーゼマスクはコロナウイルス防止に役に立たない」との発言を紹介し、ガーゼマスク役立たず論を展開したが、4日夜、小紙に入ったメールによると「マスク効用に重大な誤認がある」と指摘された。
 しかし、この指摘は誤解があるようで、札医大教授、筆者ともガーゼマスクについて述べ論陣を展開したのであり、マスクの重要性を否定したものでない事を申し添える。
 底知れぬ新型コロナウイルス感染は、地球に住む人類に言い知れぬ恐怖を与えている。こういう時だからこそ正確な情報発信は大切な事であり、筆者らも肝に銘じなけねばなるまい。
 「活字から知る真実」。春の新聞週間に当たって、社の大小に拘らず記者が手書きしマス目を埋め棚にある活字を拾い版を作り印刷し出来上がるインクの臭いがあふれる新聞報道の原点に立ち帰らなければならない。
 SNSとかネットやテレビには劣るかも知れぬが、印刷後、販売所に持ち込まれ配達される新聞の温か味は大切にしたいと田舎の端くれタブロイド紙とは言えど心に期す。
 新聞への対処の仕方はまちまちだろう。内容を大事に読む人、内容よりも広告(チラシ含め)を大事にする人それこそ千差万別だ。