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 稚内漁協の春のノナ(キタムラサキウニ)漁の水揚げが2日、富士見などの前浜であった。
 解禁初日の1日はシケで操業できなかったが、2日は波がやや収まり富士見、西浜などの採取ポイントには磯船で出漁した10人余りの漁師が、箱眼鏡で海底を覗きながら長いたも網でノナをすくっていた。
 この時期は海に雪融け水が流れ込むため海水が濁りやすく前日には雨も降ったことで視界が悪かったようで、富士見地区で操業していた70代の漁師は「濁って海の底が見え辛かった。きょうは漁をする仲間も少なく、これからじゃないか」と話していた。
 西浜地区で漁をしていた別の漁師は「去年の初日は2篭分採ったが、きょうは1篭がやっと。海の中が濁って全然ダメ」と渋い表情をしていた。
 今季、約70人が着業するノナ漁は今月末まで行われ、休漁を挟みGW明けから再開されると同時にエゾバフンウニ漁も始まる。