新カーリング場の氷盤づくり始まる 5月1日オープン向け

 5月1日のオープンに向け、みどりスポーツパークのカーリング場でシート(レーン)の製氷作業が進められている。
 みどり公園整備事業として、先ず完成したカーリング場は国際大会や全国大会が開催できるよう長さ45㍍、幅4・6㍍の4シートが整備され、2階フロアには約180席の観客席が設けられた。
 施設の完成後は開設に向けた準備が進められており、製氷作業のため日本カーリング協会の指導普及委員長で軽井沢アイスパークなどの製氷作業に携わる土屋長雄さん(60)が来市し、稚内北星大学カーリング部の学生にも応援スタッフとして加わってもらい26日から水撒き作業などが行われている。
 水撒き作業を繰り返し平らな状態となった氷を作ったあとには40度前後のぬるま湯を撒き、リンク一面に〝ペブル〟と呼ばれる微細な氷の粒を作ってストーンが滑りやすい状態にする作業などを経て1、2週間程度で完成させる。
 世界カーリング連盟認定の製氷資格を持つ土屋さんは「30年間ほどアイスメイクに携わっていますが、稚内のカーリング場は素晴らしい。それに応えるためにも良い氷盤を作りたい」と述べ作業にも熱が入っていた。

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