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 稚内商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などで、市内の事業者に対し実施している聞き取り調査状況を公表した。
 2月26日以降、電話や会合などでホテル、飲食業、交通機関、小売・卸売業など様々な業界に対し聞き取り調査し12日までに40件余りから回答があった。
 14件の回答と最も多かったホテル業界からは「キャンセルが相次ぎ通常であれば4~5月の予約が入る時期だが皆無な状況」「首都圏で5、6月のツアーを募集しているが、売れていないようで心配」、「GWの宿泊予約も例年、この時期に埋まるが、予約がこない状況」など。次いで11件と多い飲食業からは「3月は年間で12月に次ぎ売上が期待できる月であるがキャンセルが相次ぎ、前年同月比80%の減少で4、5月の予約も入らない」「夏の稚内へのツアーを実施しない旅行会社が出始めている。飲食だけでも相当なダメージになる」などとの声があった。
 交通機関からは「5月以降の観光シーズンの予約の見通しが立たない」、水産業からは「ナマコ、ホタテの輸出が極端に停滞し物が動かない状況で、更に取引価格の下落も懸念」、小売・卸売業からは「学校給食の食材キャンセル、ホテルや飲食関連の注文が激減」などと、あらゆる業界で先行きの見通しが立たない状況となっている。