新カーリング場 アジアや日本選手権など招致 経費は年3200万円

 市議会は12日、前日に続き開いた議案特別委員会で新年度予算案を審議した。
 午前中、教育費を審議した中、5月1日からオープンする〝みどりスポーツパーク〟のカーリング場に関し鈴木茂議員の「オープン後に決定している大会状況は」などとの質問に、橋本スポーツレクリエーション担当主幹は、5月上旬にノシャップ杯カーリング大会7月中旬に北海道ミックスカーリング選手権大会、8月下旬に日本カーリングミックス選手権大会の3大会が決定していることを明らかにし「11月のパシフィックアジア選手権大会の開催も誘致している」と説明した。
 施設の名前を企業名などにし広告収入を得るネーミングライツに関し、鈴木茂議員から「収入を確保するためには大事なことで、今の見通しは」との質問に、表教育長は昨年から一定程度の企業に要請しているが、市内企業においては平和マラソン大会の協賛を得ていることで手を挙げてもらえず、道内外企業からも良い返事がない状況で未だ決まっていないとした上で「5月のオープンには間に合わないが、11月に向けて進めていきたい」と答えていた。
 みどりスポーツパークの維持管理費として4962万円が計上され、カーリング場だけの年間経費予算に関する相内議員からの質問に、橋本主幹は「カーリング場だけの年間経費は約3200万円」と説明した。

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