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 市内小中学校の臨時休校から1週間が経った。自宅待機が困難な児童を受け入れている学童保育所では、感染のリスクを抑えるため予防策を徹底しているものの、一部の保護者や施設関係者から先行きの分からない状況に不安を隠せないでいる。
 市内4カ所ある学童保育所では、多い所で20人ほどの児童たちが朝から登所し、宿題や軽運動などして過ごしており、限られたスペース内では厚生労働省が推奨する1㍍以上間隔を開けて過ごすことは困難な状態にあり、学童の指導員からは「子供たちが近付いて遊ぶことを防ぐのは難しい。その分、予防に徹するしかありません」と困惑していた。
 この状況下で感染のリスクを幾らかでも減らそうと、現場の先生たちは施設内の消毒や換気、手洗いなど出来る限りの予防策を行っているものの、関係者は「状況が長期になるほど不安。保護者からは預け先があることで感謝される一方、預かる人数が多い時には保護者から登所させないといった自粛の動きが見られています」と話していた。
 学童保育所を担当する市教委(こども課)によると、臨時休校が延長されたことで、3月に入ってから新たに学童保育所に入所したいとの申し込みが今まで2件あり、今後も増える可能性があるとし、保護者に対しては本当に困った時の保育に止めるようお願いしているという。