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 毛ガニ篭漁、ナマコ漁、取り残しのホタテ漁、公共事業補正事業(ゼロ国含め)と明るい話題がある一方、新型コロナウイルスによる観光客(インバウンド含め)の減少という暗い状況があり、コロナ感染者が出ていないにも拘らず稚内もまだら模様を呈し、先を見通せない状況にある。
 しかし経済活動は粛々と行われており、雇用したいが小紙(記者および営業職募集)のよう募集するも応募がなく、今年1月の稚内職安管内(稚内、猿払、豊富、幌延、天塩、遠別、利礼3町)の有効求人倍率は統計史上最高の2・10倍にも達した。100人募集するも半分50人の求職者しかいないという人手不足に陥っている。
 とりわけ新規の求人は513人(昨年同月対比34・3%)と前月から90%の243人も増えたが、笛吹けど踊らずといった状況にある。
 パートを含む常用の求人求職状況を見てみると、専門的・技術的職業が総体求人倍率で11・88倍(求人309人・求職26人)とべらぼうに高い。建築・土木・測量技術者20・67倍(求人62人・求職3人)、看護師・保健師等27・00(求人81人・求職3人)、保育士、福祉相談員等11・40(求人57人・求職5人)などである。
 ほかにもホームヘルパー、ケアワーカー3・12倍、看護助手・歯科助手等3・50倍、ボイラー・建設機械運転工7・60倍と求人しても求職数が極端に少ない状況にある。
 コロナ禍は続くが春迎え経済活動が活発化する中、人手不足は稚内経済を停滞させる一因になる可能性が大きくなっている。