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 弥生と聞けば春が直ぐそこまでやって来ているという感がし何かしら胸が躍る。しかし今年は新型コロナウイルスという魔物が跋扈し春どころでない様子である。
 春休みが3週間早く前倒しされた子ども達とて本当の春休みでない休みに戸惑っているのでないのか。
 今年になり小欄や天北堆でコロナ関連の事を何回書いていることか。閉口するものの今の話題といえば目に見えぬウイルス禍であり「やよい」という語感にそぐわないコロナウイルスは何処まで拡大するのか。
 感染の恐怖ばかりでなく経済を底支えする観光関連業など産業にも大きな影響を及ぼし恐らく昨年10~12月期に続き1~3月期のGDP(国内総生産)も年率換算でマイナスに落ち込むのは間違いなかろう。それも10%以上の2桁台のマイナス数値になるであろう。
 稚内では感染者はいないが、桜前線のよう北上しているコロナウイルスの餌食になるのにそう日数を要さないのでないか。
 二十四節気の「啓蟄」のよう蟄虫(冬の間地中にいる虫)が這い出てくるならいいが、ウイルスとなると勝手どころか社会の在りようが違ってくる。
 雪少なく白魔もない稚内の冬だったが、春を掴もうとした矢先にコロナとは。皮肉なものである。
 人生ままないものとは重々分かっているものの、このしっぺ返しは強烈すぎるハードパンチだ。
 といいながら生きていくには生活していかねばならずウイルスの上前はね暮らそうと願っても無理な話だ。蟄虫でもしますかね。