時の話題 「市の新年度予算①」

 稚内市の当初予算案を審議する議会が27日から始まる。
 予算案は一般会計255億7900万円、企業会計126億5100万円など456億7900万円。昨年6月補正後の予算に比べ一般会計が3・7%の9億7千万円減ったものの、企業会計は病院事業への持ち出しが増えたことによって1・6%の2億円増えた。
 カーリング場など〝みどりスポーツパーク〟(18億8400万円)、今年12月から供用する廃棄物処理施設建設事業(2億3100万円)の完成により20億円以上の予算が減ったものの、今や稚内一の目抜き通りとなった緑・富岡環状線整備に3億4200万円、喫緊の課題である認定こども園施設整備費補助金として7530万円、文化の殿堂である文化センター改修費に5400万円など補助と市単独分で33億円の事業費を確保したのはマチの発展に欠かせない事業としての一方、地域経済への影響を考慮した予算との理由付けをしているが、必要以上の予算はできるだけ慎みたいものである。
 地方交付税や法人市民税の減少など歳入減が見込まれる中、有難いのは日本のてっぺん応援基金(ふるさと納税)の実質10億6800万円の繰り入れであり市外からの篤志(返礼があるとはいえ)には感謝するしかない。
 問題なのは病院事業会計の予算増額で、昨年度に比べ2・7%の2億1700万円増の81億1900万円まで増えている。医師や看護師などの給与が他の職種に比べ格段に高いとはいえ毎年の増額(赤字補てん)は頭の痛い所だ。國枝院長主導の改善策が急がれる。

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