結氷した大沼に亀裂 スキー場、スノーランド暫く閉鎖 

所々ブッシュが露出しているスキー場

数十メートルに亘り亀裂が入った大沼氷上

 気温が上がり雪融けが進んだことから13日、こまどりスキー場と宗谷ふれあい公園スノーランドの運営が困難になり閉鎖された。
 こまどりスキー場は雪不足の中、辛うじて営業を続けてきたものの、12、13日と気温がプラスまで上がったことでコースのあちこちでブッシュが露出。午前9時半スキー場に来た市教委の職員が安全が確保されないことから閉鎖を決めた。再開するかは16日に決める。
 スキー場を管理する稚内振興公社の職員は「吹雪以外で最盛期ともいえる2月中旬での閉鎖は前代未聞のこと。再オープンに向け出来るだけの努力をして行きたい」と話していた。
 スノーランドでは、雪上車の走行コースになっている大沼の氷上に7㌢幅の亀裂が入りスノーモービル、ラフティングのコースでの芝生の露出が目立ち、こちらも安全に支障が生じるとして閉鎖を決めた。再開のメドは立
っていない。
 雪上車体験を申し込んでいる団体観光客には、大沼を周回する作業用道路で行うことにしている。

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