稚内市内店舗でもマスク売上急増 新型ウイルスの影響で

 中国・武漢市で発生した新型肺炎コロナウイルスの感染が拡大する中、市内のドラッグストアなどでマスクの売れ行きが急増している。
 潮見地区のドラッグストアでは、全国的に新型肺炎についての報道が増えた1週間ほど前から売れ行きが急激に伸び、店ではマスクを1人5個に限定し販売するも一部のメーカーの品は売り切れになったという。
 この時期はインフルエンザなどの予防策として需要もあり、かなりの数を確保していたという売り場担当者は「例年の4~5倍の売れ行きで、店頭に補充しても直ぐに無くなる。メーカーや卸売業者も品薄になり、次はいつ入荷するか分からない」と戸惑いを隠せない様子だった。
 マスクを買いに来たという主婦は「備えとして買いにきましたが、売り切れと聞いてびっくりしています」と話していた。

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