時の話題 「空港一括民営化」

 新千歳、稚内など道内にある7空港を一括経営する北海道エアポート㈱の蒲生猛社長(63)の特別講演が過日開かれた稚内商工会議所主催の新春経済懇談会であり、空港ビル建て替えなど稚内空港整備に137億円もの巨費が投じられることが明らかにされた。
 一括民営化と言っても今年6月に新千歳空港、10月に旭川空港、稚内など5空港は来年3月からとなる。
 北大を卒業し国交省に奉職し長く航空行政を司ってきた経歴もあって相当期待し臨んだ講演会は期待にそぐわず中味ある内容で、137億円投資もさることながら「先ず私ども(エアポート)が儲けるというよりは稚内含めた地域の人達に喜んでもらえるような事業展開をして行きたい」という言葉にリップサービスでないものを感じた。
 更に蒲生さんは「私どもは飛行機だけに注力するだけでなくタクシーやバス、鉄路など二次交通の充実も企図し稚内など北宗谷、網走、北見などオホーツク海沿い地域の発展も見据えている」などとの件には役人らしからぬ複眼意識を持った御仁との印象を持った。
 講演会の際、同じテーブルに居た稚内空港ビルの相原春樹総務部長が「そのうちプレスさんにも社長共々お伺いさせてもらいます」と言っていたが、今から会う日を楽しみにしている。至近での対話は相手を理解できる縁となるからである。
 今や飛行機は生前、稚内観光協会の岩間幹生元会長が述べていたよう気軽に利用できるタクシーのような存在になった。新稚内空港がもたらす効果は大きいものがあるだろう。

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