JC雪不足に頭抱える 氷雪の広場会場は雪無く芝生あらわ

 2月8、9の両日に開催されるわっかない氷雪の広場の会場となる北防波堤ドーム公園は過去に無いほど雪が無く、会場作りを担当する稚内JCは雪不足に頭を抱えている。
 稚内地方気象台によると、稚内の昨年11月から今月7日までの累積降雪量は117㌢と平年よりも123㌢も少なく、積雪は8日現在で平年より29㌢少ない6㌢となっている。
 昨年12月下旬に一度市道の一斉除雪で集めた雪を会場に運んだものの、その後は暖気の影響で雪が融け、メインのチュービング用滑り台に使用の雪山も無く、大小20基近く作る市民・ミニ雪像用などの雪も全く無い状況となっている。
 雪像など設置される殆んどの場所で芝生が露となり重機を入れることも出来ずにいる。
 イベントを1カ月後に控え過去に無いほどの雪不足の状況に稚内JCの担当者は「来週からプレハブ小屋を運び準備に入りたいが、雪が無いと何も出来ない。市内から集めて運ぶ雪も無く、何とかまとまった雪が降ってほしい」と話していた。
 稚内地方気象台によると、今月も寒気の影響を受けにくく、雪の少ない傾向は続く見通しだという。

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