食と和文化を絶賛 香港・台湾の旅行会社が宗谷岬、旧瀬戸邸など視察

 北海道観光振興機構のインバウンド事業で来市した香港、台湾の旅行エージェント2社が11日、宗谷岬など稚内の観光景勝地を視察した。
 来シーズンに向けて稚内はじめ札幌、増毛、芦別など道内10地域の外国人観光客の受け入れ体制や観光地の魅力などを調査するため10日空路で千歳入りし、夕方稚内に入った担当者2人は、11日朝には宗谷岬に立ち寄り、旧瀬戸邸では着物体験など日本文化に触れ、夕方は北防波堤ドームを巡った。
 稚内入りした10日夜はタコしゃぶ、宗谷牛など稚内の食を堪能したという2人は「宗谷黒牛は生産工程から説明を受け、雄大な牧場で飼育された安心安全な食事として一層美味しく、特別な夕食でした」と絶賛し、宗谷岬では最北端証明書を受け取り「私たちは旅の記念に残るものはとても嬉しい」と話し、着物と瀬戸邸のような日本建築に関しては「日本の文化は大変興味があり、面白いです」と2人とも高い関心を寄せていた。
 一行は12日、留萌へ移動した。

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