時の話題 「冬の賞与」

 今年の景気を総括すると「昨年よりは落ちた」というのが個人的実感で、確定申告が必要な漁業者、酪農家にとって落ち込みを実感するところまでではないだろうが、会社、団体など法人は手数料が上がらず売上げは精々横這いか。人手不足もあって高めの賃金設定をしなければならず利益が上向いている所は極めて少ないのか。
 そうは言っても従業員や職員など働く人達にとって12月はボーナスの月であり額を算段しているはずだ。
 きょう10日は国や道出先機関に期末・勤勉手当(ボーナス)支給日。13日には市の職員にも支給される。民間では大手で支給されている所あるも稚内ではこれからが多く会社の業績もあり一喜一憂することになるのか。
 サラリーマンの家庭にしてみれば夏・冬のボーナスは家のローンなど当てにしており、前年より減額、更には支給されないという事態は見込みが崩れてしまうので幾らかでもよいので上がるのに越したことはない。
 お金はどの人も、どの家庭も多い方がよいに決まっている。先ほど書いたよう支払いの足しにする家庭、生活費に充てる人、「あれを買おう」などと期待しているだろうが、過度な期待は不満を持つ一因になるので程々にするのが宜しいか。
 経営者にしてみれば前年増しのボーナスをと思うも業績が伴わなければ減額ということも。その時は来年こそとの思いで一丸となり頑張ればいい。
 つべこべ言っても賞与の時期を迎え、経営者は懐具合もあり悩ましいところだが、働く側にはもちろん期待が膨らんでいる。

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