時の話題 「政治家の技量」

 今月も明日で終わり1年納めの12月になる前につらつら思うことは、歳を増すごとに加速する1年の早さと共に孫を含めた子ども達の成長の早さである。
 正岡子規の「柿食えば…」を「年食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と置き換え、あと33日経てば我々稚内市民も北門神社の鐘の音を聴き百八の煩悩の一つでも自分は振り払う事が出来るのかを自問する。
 個人的な事を申せば自分の事だけでなく社員と家族、友人・知人そして稚内全体の幸せを願う割合が加齢と共に高くなっているが、我欲は未だ々々健在で物欲は未だにある。
 ただ我欲に衰えを感じることが増え奮い立つ方便として好きな勝負事で昔を呼び起こそうとしている。
 総理大臣主催の桜を見る会が今、問題化しているが、日本という国を公平・公正に処さなければならない人が我田引水のような事は身内含めしてはいけない。その因果はというと坊っちゃん故の脇の甘さか。
 政治家というのは元々「橋を造る」「道路を造る」などなど、そのような悪癖はあるが落ちてしまえばタダの人になる選挙戦術として止むを得ない点はあるものの、一国の総理が一部に便宜を与えてはいけない。
 27日夜の「プライムニュース」(BSフジ)に石破元自民党幹事長、前原元外務大臣が出演し、日本の防衛論を中心に主張し、過日、石破、前原両氏を含め超党派の集まりが15年振りに復活した経緯に言及していたが、政治家ゆえの弁説の巧みさに加え憂国の志に政治家たる本分を垣間見た思いがした。政治家も捨てちゃものでない。

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