利礼沖でイカ漁の漁火光柱 一昨日夜、幻想的に現出

 利礼沖の上空でイカ釣り漁船の漁火が光源になった〝漁火光柱〟が現れ、幻想的な光景を演出した。
 光柱現象は太陽柱(サンピラー)と同様、地上の光が大気中の水の結晶に反射して柱状に見える現象で、風弱く雲の隙間から星空が垣間見えた25日夜、ノシャップ側の前浜から利礼沖の方角でイカ釣り漁船の明かりが見え漁火の写真を撮るため抜海方面まで車を走らせたカメラが趣味の市内の男性が撮影した。漁火光柱は午後9時過ぎから1時間ほど確認された。
 男性は「例年であればイカ釣り船は稚内港から離れる時期だが、最近は船の数が増え、この日の夜は10隻ほどが沖で漁をしていた。その漁火が柱として見えました」と撮影した時の様子を振り返っていた。

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