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 一夜明けると昨日は雪がすっかり消え暖かく、今朝は再び雪あり寒々とした冬景色に。
一晩寝ると世の中、何かと変化があるものだが、今時期の初冬と晩秋のせめぎ合いは興趣があり悪くはない。
 大相撲九州場所は横綱白鵬の43回目の優勝と呆気ないと言いますか味気なく終えた。番付最上位の横綱が賜杯を手にするのは筋書としては当然のことだが見てる方にしてはつまらない。であるからほぼ優勝が決まったような13日目頃から白鵬の相手力士の名前が観客席から連呼されたのであろう。
 勝負はやってみなければ判らないのが面白く、ということは番付下位が大物食いする所にワクワクするのであって勝って当り前は見る側にとって醍醐味がない。番狂わせを願っているのだ。
 しかし、そう問屋は卸さない。仕切りから形相が違う。戦う前に相手を畏縮させ、立合いではかち上げあるし圧倒してしまう。「横綱として品位がない」などとの批判もあるが、勝つため容赦ないのが白鵬である。
 この品位を紛うことなく求められるのは政治家であり、政治屋とは異にする。国会議員ばかりでなく都道府県市町村議員皆に当てはまり、いわんや総理大臣は言わずともやだ。
 1億2千万人より500万人(道民)、3万5千人(稚内)の議員の方が国会議員より品格を感じるのは筆者だけであろうか。
 誰しも一度手に入れた権力は手離したくないのはすこぶる分かるが、品位を落してまでもの権力固執は我欲しかあるまい。
 国民皆の安寧を願うのが為政者であろう。