時の話題 「勤労感謝の日」

 家族か、会社か、自らに感謝するのか。あすは勤労感謝の日である。一家の大黒柱だけでなく他の柱や梁にも感謝する日でもある。
 68年前の昭和26年から勤続従業員表彰を行っている稚内商工会議所では二日早くきのう午後から行い、50年勤続1人、45年3人、40年21人など191人を表彰した。50年、45年と一口に言っても当人にしてみれば様々な辛苦があったであろう。本紙としても心から敬意と祝意を申し上げるものです。
 正確なデータではないが、稚内では恐らく基幹産業の水産業、酪農業と建設業、観光業に従事する人が多く、運輸業など関連業界に就労する人も多い。
 魚が獲れる、ホタテやナマコ、コンブの生産が伸びる、公共工事の発注が堅調などと基幹産業の好不況が飲食店や製造・卸売・小売業に大きな影響を及ぼし、いわゆる稚内の台所(経済基盤)を支えている。これら産業活動の調整役が稚内市や商工会議所であり、経済効果が隅々まで届くよう努めている。
 産業の礎は人材でありトップの号令一下、戦士たる従業員が脇目を振らず精励することから稚内という地域が成り立っている。
 結局、主役は人であり国家は人なりに行き着く。
 永年勤続表彰と共に会員企業表彰を7年前から行っている商工会議所だが、人材の大切さを重々承知しているからこそ永年続く企業を顕彰することでその企業に働く人達の貢献を更に誉めそやすことになる。
 企業と従業員が一つになり稚内が形成されている事を改めて知るのが同表彰である。

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