時の話題 「貧者の一灯を」

 10月からの赤い羽根共同募金に続き来月から歳末たすけあい募金が始まる。稚内市の目標額は赤い羽根550万円、歳末たすけあい500万円。毎年市民一人ひとりの寄付によ
ってほぼ目標額を達成しており、正に長者の万灯より貧者の一灯である。
 北海道共同募金会稚内市共同募金委員会(事務局・稚内市社会福祉協議会)によると、平成29年度に集まった募金により赤い羽根では「ふくしフェスタ」を開催し市社協の広報紙を発行、福祉団体などへの助成、ふれあいランチ事業など実施、歳末たすけあいでは歳末見舞金を贈り、一人暮らしの高齢者などへの除雪サービス事業など実施された。
 子どもや高齢者、障がい者を支援するなど福祉の充実に当てられるばかりでなく、近年とみに多発する台風などでの被災地の皆さんの支援にも使われ、日本国民相互扶助〝共助〟の精神を実践するのに役立っている。
 塵も積れば山となる式の一人ひとりでは僅かな寄進でも集まれば多額となり、資本主義社会の歪みともいえる弱い立場の人の役に立つのは幸甚のことといえよう。
 寄付を集めるのは職域であり町内会もあり寒中下の街頭募金もあるだろう。夫々寄付集めに携わる人の労苦には感謝するばかりだ。
 同じ時代を生きる中で困っている人がいれば助けようとするのが日本人の美徳であり、格差が拡大している今だからこそ他人を思いやる気持ちと寄進など行為が大切になる。
 自分だけ良ければいいではない他人の幸せに手助けする姿勢の尊さは言うまでもない。

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