時の話題 「オオナゴ漁終漁」

 稚内機船漁協所属の沖底漁船が9月末までの夏季の間操業するオオナゴ漁は、最終盤息切れした感あるも最終的に6172㌧と昨年に続き好漁だった。
 6月1日解禁され7月までは昨年を38%の1504㌧上回り、7月は連日100㌧もの上場が地方卸売市場にあったが、8月からは堅調だった昨年を下回る日が多く、9月は僅か6・5㌧(昨年964㌧)まで落ち込み漁を切り上げたものの、6千㌧台に乗った。
 オホーツク海猿払沖の二丈岩海域で操業するオオナゴ漁は、1万8500㌧と豊漁に沸いた平成22年以降、不漁の年が多く、平成26年には416㌧まで落ち込み資源枯渇が懸念されるも、以降は回復傾向を見せ昨年、今年と連続しての6千㌧台水揚げには関係者も息をついているか。
 ただ海水温の関係なのか、7月から操業する沿岸寄りではさっぱりで、どの魚種もそうだが沖合回遊が顕著になっているようだ。
 本来は今が最盛期のサンマやイカもかなり沖合でなければ漁獲できないという状況にあり漁場が狭まっているのは関係者にとって頭が痛いところだ。
 稚内機船漁協がしているようホッケの自主規制をしてもEEZ内などで中国や北朝鮮などの外国漁船が規制なく獲っているという実態もあり、海保などは取り締まりを厳しくする必要がある。
 稚内の水産業は獲る一辺倒から育てて獲る産業に変わってきている。機船漁協所属の沖底漁船が往時の10分の1の6隻まで減ってしまい大半が老朽化しており、この先も継続できるのかという難題が待ち受けている。

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