時の話題 「原発の危うさ」

 関西電力(関電)の原発施設の立地町の元助役からの贈答攻勢は時代劇の悪代官と悪商人を想起させ興味深い。菓子箱の底に現金や金貨など忍ばせ、受け取らなかった関電役員を脅したというのだから助役さんも大したものだが、会見で「いずれ返却しようと保管していた」としゃあしゃと言う関電役員。出世する人は違う。
 カネと金に目が眩み倫理などかなぐり捨ててしまった関電。他の電力会社への聞き取りでは一切ないとの事だが本当なのか。
 贈答の原資は国からの補助金など国民の血税から支払われたものであろう。
 原発に訳の分からぬカネが動いていたことが白日の下にさらされたという現状に接し、病んでいるなとの思いを強くしている。
 関電の役員報酬は我々場末の企業のそれと比べようがないほどだろう。しかし持っている人は更に欲するようで際限ない元助役の贈答の罠にはまってしまった。
 有るに越した事はないが、裏金と称すカネを懐に入れるのは犯罪であろう。警察(検察)は贈収賄容疑などで捜査するべきだ。
 8年前の福島第一原発の事故までは原発に安全神話が変にあり、電力会社も我々国民もウィンウィンにあるかのような幻想を抱いたものだった。
 ウィンウィンの関係が立地自治体と電力会社にもあったとは。それも裏金である。
 北電の泊原発にはそのような事は無いと信じているが、原発の闇は遠くまで続き見通せそうもない。
 安くなるのには裏があるが裏金とは。恐れ入ってしまった。

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