時の話題 「除雪見直しも」

 札幌管区気象台の北海道の寒候期予報(10月~来年2月まで)によると、来る冬も昨冬同様、暖かく雪が少ないようである。1週間先の予報は確度は高いものの、5カ月先までの予報は当るも当らぬも八卦のことではあるが、予報とはいえ雪が少ないというのは有難いことである。年を取るとなおさらだ。
 2年前の冬は多雪で除雪作業は苦役と化し、市役所(土木課)には連日のよう文句の電話があり担当課長ら職員は参ったようだ。
 稚内市の除雪態勢は行き届いており全道的にも1、2位を競うほどの極め細かな除雪への評価は高い。極め細かくやるということは比例し費用が掛かるということであり、多雪だった2年前には8億5千万円ほど要した。寡雪だった昨冬は6億9千万円だった。
 他の都市、例えば札幌と比べるとテレビを見て分かるよう歴然としており、行き届いた除雪には感謝するばかりである。
 このような除雪態勢になったのは昭和50年代前半の大雪のためだと市OBが話していたが、財政が潤沢な頃はいいものの、何時までもという訳には行かず検討する必要もあるのではないのか。
 住民サービスに腐心している市役所にとって質を落とすのに抵抗あろうが、住民理解のもと新たな除雪態勢にしてもいい時期には来ている。
 大昔の話だが、朝、幹線道路さえ除雪が間に合わずバスが遅れ、よく遅刻したものだった。その頃と比べると仮に質を落としたとしても仕事や勉強、生活にさほどの支障は生じることはあるまい。臨機にやる事も必要だ。

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