2年に1度、事故想定し稚内空港で20機関集まり訓練

 稚内空港緊急時対応計画連絡協議会主催の空港消火救難総合訓練が17日、稚内空港で行われ空港事務所、稚内消防など関係する20機関が参加し万が一の事故に備えた。
 航空機事故が発生した場合に備え、2年に1度行っている訓練には、20機関から118人が参加。新千歳空港発~稚内着の航空機がエンジントラブルで緊急着陸を試みるも失敗し、乗客、乗員13人の中に負傷者が出たことを想定し訓練は行われた。
 事故の発生を告げる放送が流れたあと、空港消防と稚内消防の消防車が出動し、航空機に見立てたバスに放水し消火訓練を行い、その後、乗客を救出し医療救護、搬送など一連の手順を確認した。
 訓練後、松本稚内空港事務所長は「少なからず航空機事故は発生しており稚内でも発生しないとは限らない。人命を第一に様々な場面を想定し行動してほしい」と総括した。

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