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 一寸先は闇。慶事があっても慎重に事を進める心構えが大事だよと教えているのだが、勝負事にはぴったり当てはまる。
 甲子園の高校野球は18日の日曜日、佳境を迎えベスト16まで勝ち進んだ準決勝戦4試合が行われた。作新学院対中京学院大中京、関東一対履正社戦は筆者が勝利を予想した作新、関東一とも1回に3点先行したものの逆転負けし、明石商対八戸学院光星戦も同じく1回に3点先行するも追い付かれ8回に決勝点を上げた明石が辛うじて勝利を掴むという接戦だった。
 きょうの準決勝戦は履正社対明石、中京対星稜だが予想ほど当てにならないものはなく大エースの奥川投手を準々決勝戦で温存した星稜とて勝つとは限らない。まだ起きていない先のこと(19日執筆)は予知できないということだ。
 過日の全英女子オープンゴルフでの渋野日向子選手の優勝を誰か予想した人はいるだろうか。だから勝負事に人々は歓喜するのだ。
 初めからレールが敷かれているほどつまらないものはない。「右か左か」と岐路に悩むからこそ人生は面白いのだ。天国か地獄式の選択ではない運命的な作用がその一瞬にあると、筆者は常々思っている。
 しょっちゅう小欄で触れているが、その決断の一瞬の是非に快感覚えることもあり賭け事好きの筆者も寄る年波か勘はサビついてきており敗者になる事が多くなった。何事も敗者になるのは悔しいもので、その屈辱感が他の事でも己を奮い立たせる。ボケ防止には持って来いということかも知れぬがね。