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 盆の迎え火から送り火を済ませ先祖の御霊に感謝する。我々が今、生を授かっているのは連綿と引き継がれてきた家族という存在のお陰である。などと普段は思いを巡らさないのだがお盆だけは神妙になる◆妻ともども父母を亡くし、妻は姉を亡くし堆子は弟に先立たれ思う今の心中は世は無常だということである。いずれ私たちも彼の世に旅立つのだろうが、その慟哭の日は何時のことやら◆中国の奏の始皇帝が不老不死の薬の研究に躍起になったと言われるが分からぬでもない◆秋の気配漂う雨で頓着した。