被災地に思い馳せ 大林寺で写真展とバザー開催

 大林寺の井上耕心住職の東日本大震災写真展と義援金を募るバザーが13日から始まり、盆の参りに訪れた人たちが被災地に思いを寄せている。
 東日本大震災発生の翌年から続く写真展は今年で8年目を迎え井上住職が取り溜めた写真の中から震災直後と今年6月末に撮影した被災地の様子、遺族会の手紙なども展示されている。
 盆参りに訪れた際に毎年、写真展を見に来ているという男性は「実際に被災地を見ないと本当のことは分からないが、未だ大変なことでしょう。被災地のことを忘れずに過ごしていきたい」と話していた。
 バザーでは市民から寄せられた品物が並び今年の大雨被害を受けた九州地方に寄付するための義援金の一助にしてほしいと、市民が日用品など購入していた。
 井上住職は「自然災害はあちこちで発生しており、写真展を機に東日本大震災だけでなく、縁のある各地の被災地を気にかけるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
 17日午後4時まで開催される。

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