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 南稚内駅前にある稚内海員会館の営業が8月末で終えることになり、稚内市と南地区住民、飲食店との間がしっくり行ってないようだ。成行きを懸念した交渉者の一人から「何とか出来ないものかね」との相談があった。
 「海員会館」との名称があることは水産業始め海に関連する人達の福利厚生を目的に国の補助金を得て稚内市も1千万円の出捐をし建築されたのが同会館で、昭和52年11月10日に開館し、南地区発展の一翼を担った施設として利用されてきた。
 レンガの壁は外から見る限りは頑丈に見えるも築42年も経つと老朽化が進み、更には当初あれだけあった1階の飲食店は無くなり、宿泊施設として2階、催しなどする3階の大ホールが利用される現況にはあるが、宿泊施設は夏はそこそこながら冬は閑散とし大ホールも以前あった結婚披露宴は全く無くなり、一般財団法人(風無成一理事長)として剰余金がある内に清算を―との結論に達したのだろう。
 3階大ホールは、8月以降は団体などの催しの会場になることが多く、市民にとっても自宅に近い海員会館での集まりは何かと都合が良いので早期の再開を望み市に要望書を提出するという事態になったが、来年3月までは難しいようだ。
 サンホテルに続き海員会館も(暫く)使えないということになれば2、300人規模の催しをする場所が無くなるため市として代替として福祉センター、文化センター小ホールを検討しているが、どうなることやら。
 数百人が集まる場所がない。打開策が急がれている。