Pocket

 札幌で開かれた新ビジネス創出のアイデアを競うコンテストで、通信ケーブル設置工事などを請け負う稚内通信設備=富岡3=の中山亮社長(43)の電柱を活かしたアイデアが最高賞に次ぐ優秀賞に輝いた。
 NTT東日本北海道事業部が通信ビルや電柱等の設備・技術を活用した新ビジネス創出のアイデア募集に東ブロックから300件以上の応募があり最終選考に残った20人が今月1日、札幌のホテルでアイデアを発表した。
 「地域の道標~必要とされる電柱」をテーマに審査員や関係者ら100人の前でプレゼンした中山さんは、地中に電線などを埋め無電化にする取り組みが進められる中で、観光振興や地域貢献、防犯対策に役立つ電柱のメリットなどを強調。電柱に掲示したスマホなどのQRコードを読み取ることで観光客がリアルタイムで飲食の情報、バスの運転状況など情報が得られる仕組みほか、子供たちにICチップのような物を持たせ通学路にある電柱を通ることで、センサーが反応し居場所が分かる防犯対策としての電柱のアイデアを発表した。
 今回のコンテストには家族5人で夫々アイデア考え応募したという中山さんは「普段電柱と関わりながら仕事をしているので、いつも頭の中で考えたものをアイデアとして発表しました。最高賞を取れなかったのは残念ですが、私の考えたものは実現可能だと思います」と話していた。