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 道とサハリン州国境警備局による日ロ洋上会談が5日、宗谷海峡の日露中間ライン上の道の漁業取締船海王丸船内で開かれ、密漁の根絶などに向けての解決策を探った。
 昨年7月以来、1年ぶりに開かれた会談には、日本側から道水産林務部水産局漁業管理課の谷内国際漁業担当課長ら6人、サハリンからは国境警備局のデレニヴン海棲生物資源保護課長ら5人が出席した。
 会談を終えた5日夕方に開かれた報道陣向けレクチャーで、道側からオホーツク海域に仕掛けられたカニ篭などの違法漁具が、今年7月4日まで1057個(昨一年間904)と多かったことを報告。ロシア側へ密漁の根絶に向け指導、取り締まりを継続するよう求めたほか、北方領土周辺海域での洋上検査をスムーズに行うこと、根室海域でのロシアトロール船の操業自粛を要請した。
 これに対し、ロシア側は適宜密漁船に対し厳しく取り締まりを行っており、日ロ間の情報共有が必要なこと、検査については警備艇や監督官を増員し操業に出来るだけ影響を与えないよう努力したいと回答したという。