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 またまた人手不足について書かせて戴く。
 極々身近な話題として本紙の求人だが、年輩とはいいながら遣る気があり何よりも性格が明るい人材が見付かりホッとしている。
 他も未だに看護や土建などの専門職でべらぼうに高い求人倍率だが、一時の絶望的な状況からは脱しつつあるようで雇用情勢改善に向かっているのか。
 政府の働き方改革で過労死の主因たる残業に規制が設けられ、今年4月から施行の大企業に続き来年4月からは中小企業も月45時間、年間360時間を原則とし、有給休暇も年5日、時季を指定し与えなければならない。
 「貧乏人は麦を食え」との池田勇人首相の号令一下、まっしぐらに高度成長期を突き進み勤労の美徳精神を植え付けられた日本人にとって残業規制や有給休暇義務化の奨励など働き方改革はコペルニクス的大転換であり、これまで馬車馬のように働いてきた筆者の世代以降は抵抗感があろう。しかし今後さらに深刻化する少子高齢化に対応するには労働の中味を改善する働き方改革は避けて通れないものだ。
 あと10日経てばお盆入りするが、稚内でも建設業界などが10日から「山の日」を挟んで18日までお盆休みにするようである。
 時代は変わってきている。勤労は美徳などでなく、適度な休暇と高めの賃金が従業者のモチベーションを高め職場を魅力あるものにし、業績を向上し会社の利益に資する。
 他の会社の状況など勘案し、小社は原則「振替休日」は休刊としないできたが、当面休刊とする働き方改革を実践することとした。