時の話題 「土用丑の日」

 暑くなるとウナギが食べたくなる。土用の丑の日のきょう、あの脂ぎったウナギの蒲焼きを食べ暑い夏を乗り切ろうという御仁が多くいることだろう。
 スーパーのチラシを見ると、その蒲焼きの値段が高い。この数年ウナギの稚魚シラスウナギの国内漁獲量が著しく減少しているためで、国内産ばかりでなく中国産も安くはなくウナギ好きの人が多い日本人にとって痛い出費とはなる。
 他の町に比べると格段に過ごしやすい稚内の夏とはいえ住民にはそれなりに暑さは堪えており、奮発し食べようとしても余りに高くては手が出ない。
 ところで「土用」というのは春夏秋冬いずれもあり、夏の土用は立秋(8月8日)の前18日間をいい、その初めの日を土用の入りというのだそうだ。土用というのは一般に夏の土用を指し、十二支の丑に当たる日にウナギを食べたり灸をすえ夏バテを防ぐようにしていると広辞苑に書いてあった。
 夏でも冷涼な日がある稚内でも一年12カ月の間の四季の中、夏バテしてきているなと感じる時があり、その防止にはウナギが最適であり、30年以上前の話だが稚内にも「蜂谷」という鰻専門店があり、小社では土用の入りに社長の前田が社員に蜂谷のウナギを振る舞っていたことがあった。
 外食するなら今は鮨屋などで食べるしかないが余りにも高くウナギも高嶺の花になろうとしている。
 スーパーなどで売っているウナギの中には比較的安価な中国産もあるが、個人的にはモサモサした食感があり戴けるものでなく、食べるなら国産に限る。

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