時の話題 「市議の風当り強く」

 主権在民の意識が高いのか、市役所や市議会への注文や抗議が多く、先日、市議会議員について「小粒感否めず、代替りしたらどうか。叙勲者の会、市政功労者の会の会長職は議長経験者の定位置なのか、それにしても長過ぎる。御社のご意見をお聞きしたい」とのハガキが届いた。
 あなた御指摘の通り議員の小粒感は完全否定できないでしょう。昔、沖底漁華やかりし頃、経済界重鎮が議員に名を連ねた頃から比べると小粒の印象あるも政治を司るという観点で見ると仕事をしており、元を正せば議員は市民の投票によって選ばれているわけですから仮に議員資質に問題があるなら投票する市民の問題でもあろう。であるから何やかやと重箱の隅を楊枝でほじくるようなことはせず仕事ぶりを見て行くのが肝要か。
 市に訊いてみると市政功労者の会は岡本亀美さん、叙勲者の会は小林侃四郎さんが会長を務めており、岡本さんは平成16年から、小林さんは同22年から要職にあるが、あなたが指摘する定位置(指定席)でも何でもなく出処進退は自らが決めることであり市民として見守って行くのが筋論だと思うが如何か。
 お二人方とも伊達に議長を務めたことでもなかろうから市民としてリスペクト(尊敬)するのも必要か。高齢者ということからも。
 高齢者を敬い支えて行くことも大事なことで、仮にいずれ自分がその立場になったらと思いを巡らせる時、「潔く」とかの言葉使いは慎重な方がよかろう。
 同じ稚内市民なのだから啀み合わず互いを尊重するのが宜しいかと思うのだが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です