時の話題 「先行きは」

 明日は二十四節気の「芒種」。芒のある穀物を播く時期に差し掛かったのだが、昨日の稚内の肌寒いこと。平年並みの気温というのだから稚内とはいえ、この2週間ほどは存外の暑さが続いたということなのだろう。体が慣れてしまった。
 ところで6月に入り沖底漁船によるオオナゴ漁が始まった。初日は数時間で船倉が一杯になるほどの豊漁でオッター船が4時間ほど繰り上げ帰港し66㌧を稚内機船漁協市場(稚内市地方卸売市場)に上場した。初水揚げとしては昨年の3倍にもなった。
 3日も60㌧と出だし好漁だが、その勢いで7月からのかけ廻し船参入も好漁になるかといえば然に非ず空振ることが多い。オッターは沖合いだが、かけ廻しは岸寄りだからで数㌔の差が命運を分けてしまうのだ。
 宗谷漁協のホタテ漁は昨年の獲り残しの操業を終え6月は4年周期の今年の漁場での水揚げが始まり、稚内漁協の夏ナマコ漁も17日には解禁される。
 ナマコは今や稚内漁協にとってドル箱漁となり、今年春の漁もそこそこ獲れ金額は㌔4千円以上にはなり漁師はホクホク顔だ。
 過日の商工会議所の議員総会で中田会頭が挨拶で述べたよう公共事業も増えており、観光は〝根無草〟から根が付いた主力産業となり好調に推移しており廃業したサンホテルの減少分をどうカバーするかが現下の課題のようだ。
 主力の水産、観光、公共事業の水準が高く経済では楽観論があるが、サハリン航路、JRでは小骨どころか大骨が喉に引っ掛かり先行きが見通せない。

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