東京稚内会長の小坂氏ナマコ3万8千匹大海に放流 今後ウニ陸上養殖も計画

 稚内出身で東京稚内会会長を務める小坂輝雄さん(72)が、育てた稚ナマコが恵比須地区の北船溜り沖合の海に放流された。
 沿岸・沖合漁業を取り巻く環境が年々厳しくなっていることを受け、故郷への恩返しに〝獲る漁業〟から〝育てる漁業〟へと資源回復を目指し独自に平成24年から稚内漁協から親ナマコの提供を受けふ化させ27年から放流を行っており、今回を最終年度として16日午後、3万8000匹を放流した。
 これまで放流した稚ナマコは約25万匹になり、今まで時間の都合上、放流に立ち会えなかった小坂さんだが、今回、初めて最後の放流に立ち会うことができ「元気に大きくなれよ」と放流した。
 今後はナマコのノウハウを活かしバフンウニの陸上養殖化を目指した研究を行う予定で「この実験が成功すれば冬場でもウニの出荷が可能になる。実現できれば正月に引き合いが高まる海産物として稚内産活ウニを出荷できるかもしれない」と小坂さんは期待を寄せている。

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