時の話題 「夢の跡かね」

 バカ長い10連休といえど日にちの経つの早いもので今日で終わり明日からげんなりする日常に戻る。
 小紙も3連休し、社員は夫々研修し配達員さんは束の間の休息になっただろう。個人的には妻と親戚の見舞いを兼ね旭川まで足を伸ばし、ロープウェイで標高1300㍍の黒岳中腹に行ってみた。一面は未だ白銀の世界でリフトで更に上のコースへ向かうスキーヤーやボーダー、そして家族連れはソリを借り雪山を滑り春と冬の狭間の空間で戯れていた。
 飛行機など地上から宙に浮く乗り物を忌み嫌う筆者にとって飛行機ほどでなくロープで繋がれているとはいえ地上を見下ろす位置にいるという行為に死を覚悟し臨んだのは言うまでもないが、綿帽子を被った〝神々の遊ぶ庭〟の絶景は感動ものではあった。
 つわものどもの夢の跡のよう明日から日常が始まる。先月27日届いた隣家のフン害に悩んでいる若い女性の悩みは楽になったであろうか。悶々とした心の中を投書とはいえ他人に披瀝したことで幾らか気持ちは絶望的な日々から解放されたことでしょうが、投書を読む中で筆者なりに思ったことを書かせて戴くと、気まずくなったとしても隣人には「迷惑しています」と正直に訴えるべきでしょう。
 一生に一度しかない人生なのですから自分が楽になるよう生きるべきです。
 このように人は多種多様。あまり悩もうとせず度を越えない程度に自らの心中を語り、関わる人達の理解を得る努力をするのが宜しいかと僭越ながら申し添えます。

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