時の話題 「アナログ人間」

 先日、市議選に立候補しようとする若者の選挙運動に遊説車を使わずフェイスブック、ラインなどSNSで自らの主張なり訴えたいという話を聞きながら「時代は変わった」と思うと同時に自らのアナログ性について考えてみた。
 小社にも創刊から3年経った昭和28年からの保存紙はあるものの一切参考にしない(先輩諸氏には非礼なことだが)。新聞はナマ物と思っているので過去の記事など参考にならず、仮に過去の新聞を読み返すと文章構成など似てくるもので、言ってみれば魚を買って来ても冷凍保存することなく、その場で刺し身や煮付けなどに料理してしまう感覚といえばよいのだろうか。
 そういう意味ではSNSでの遣り取りは考え方としては異なるものでないのだが、そのようなナマの情報を遣り取りすることはなく、ただ頑迷に何のデータに頼ることなくコラムを執筆しているというのが正鵠を得ている。
 筆者が言うアナログというのは何にも頼らず自分の感性を大事にするということで、自分の世界を築いて行くことである。
 要は他人の真似はしないということだ。
 頼るのは自らの人生から得た経験則なり考え方でありバーチャル(仮想現実)の偽物であってはならない。
 パソコンを使わなくなってからも久しく、勿論スマホなど以ての外のことである。一個の人間としてのガラパゴス化は甚だしいものがある。
 利用するのは新聞、テレビで休みの日には日がな一日テレビの前にということもある。その様子に妻や息子は呆れている。

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