知事選あす投票 石川候補、鈴木候補どちらに

石川 知裕氏

鈴木 直道氏

 北海道知事選の投票が7日行われる。全国で唯一、与野党全面対決型になった選挙は野党側から石川知裕候補(45)、与党側から鈴木直道候補(38)が告示された先月21日から熾烈な選挙戦を展開し、両候補とも稚内に告示前を入れ夫々2回遊説に訪れている。
 16年間続いた高橋はるみ知事の保守道政を継続するのか、それとも道内での選挙に滅法強い立憲民主党など野党勢力の巻き返しなるのか興味は尽きない。
 人口減少で地域が衰退し札幌一極集中の綻びが所々に見える中、「北海道独立宣言」を掲げ中央依存脱却を訴える石川候補、「あらゆるピンチをチャンスに」と攻めの道政を標榜する鈴木候補のどちらに軍配上がるのか。令和の時代の北海道を占う選挙戦の審判はいかに。
 統一地方選で初めて投票する18歳と19歳の動向も極めて注目され、そういう意味では2人の候補含め〝若さ〟が主役の選挙戦であったといえ、その結末は。

5日現在の期日前投票者増える
 道選管宗谷支所は、5日現在の知事選の期日前投票の中間状況をまとめた。
 稚内市3138人(期日前投票率10・71%)、町村合計7383人(同29・28%)の1万521人。前回4年前の投票日2日前と比べ稚内市383人、町村合計640人の1023人増えている。

朝倉局長が談話
 朝倉道選管支所長(振興局長)は、知事選投票日を迎えるに当たって談話を発表した。
 有権者の皆様は、ラジオ・テレビによる政見放送や選挙公報、さらにはインターネットなど通しまして、候補者の政策に接してこられたことと思います。
 投票参加は、主権者としての意思を政治に反映させることのできる大切な機会です。
 時折しも、今回の選挙は、新元号のもとで新しい時代を切り拓くリーダーを選ぼうとする歴史に刻まれる選挙でもあります。皆様一人ひとりが新しい時代を築くとの気概をもって、多くの人に投票をしていただけることを切に願っています。

前回知事選投票率
 前回平成27年の知事選の投票率は道内59・62%(前々回59・46%)管内65・32%(同78・15%)、稚内市58・11%(同61・81%)。

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