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 稚内市など主催のIoT(物のインターネット化)普及促進セミナー「身近に広がるIoT~稚内の未来を考えよう」は28日午後、文化センターで開かれ参会した70人が先端技術を使った新しいビジネスについて考えた。
 昨年9月、経済産業省の「地方版IoT推進ラボ」に稚内市が認定されたことを受け、IoT技術を広く知ってもらう機会にと開かれたもので、サクラマスの陸上養殖試験を行っているカタクラフーズの猪股和範社長=写真=が「遊休資産を活用した新事業への挑戦と陸上養殖」と題し講話した。
 閉鎖した魚粕工場の施設を再利用し昨夏からサクラマスの陸上養殖試験に着手した猪股社長は、約7カ月間での魚の成長過程などを説明した上で「陸上養殖をブランド化し、育てる漁業の普及を目指したい」と展望を示しIoTを用いた技術については「カメラを使った24時間の遠隔監視から取り組みを始め、将来的には魚の個体識別、自動給餌を行うようにしたい」と目標を掲げた。