時の話題 「転勤シーズン」

 春は別れの季節であり新たな門出の季節でもある。国、道の出先機関がある稚内では統一地方選の関係から道と市の人事はトップが決まってからの辞令となるため挨拶回りで小社を訪れる人はここまで少ないが、国の機関の人達はぼちぼち訪れており、在任期間が短かった人は後ろ髪を引かれる思いの退市だと吐露する。
 辞令一つで全国津々浦々転勤するにしても嫌々来た稚内でも数年経つと「住めば都」の順応性が出てくるもので、大して長くはない一生の一こまとして振り返る時に稚内を肯定的にみてもらえば稚内市民として有難い。
 飛ぶ鳥、跡を濁さずという諺があるが、惜しまれて次の赴任地に行けるよう努めることが人生にとっても肝要となろう。
 先日、三水会例会があり転勤する人の中で10回以上の異動になるような事を言っていた人がいたが、仕事とはいえ辛苦はあったろうし御同情申し上げる。
 今は特段、持ち場なく第一線から退いている筆者だが、出先機関を取材していた頃には顔馴染みになると別れは辛いものがあったのを覚えている。当方、異動することない身だけに幾らかセンチにもなったものだ。
 このように異動が付きものの国、道職員になろうとする若者は減っており採用試験に合格しても道の場合、採用を拒否する人もおり「ぜいたくな」と声を大にして言いたい。
 君達が合格したということは不合格者がいるわけで、その落ちた人達のことを考えれば全くもって不遜極まりない話である。それは兎も角、稚内での勤務ご苦労さまでした。

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