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 稚内漁協の第71回通常総会が25日午後、福祉センターで開かれた。
 出席した組合員ら60人を前に、安藤組合長は、主力のコンブの繁茂状況が思わしくない中でも昨年を上回る4億8800万円の売上金額となり、毛ガニ、ナマコなど上回った一方、サケ定置は魚体が小さく取り扱い金額は思うように伸びなかった。管外イカ釣り漁の水揚げは豊漁で10億円を超える取り扱いとなり、市場と販売事業の取り扱い額は38億7000万円に達したとし「組合運営はまだまだ厳しい状況にあるが、健全経営を図るべく役員一同努めて頂きたい」などと挨拶した。
 昨年度決算は▽信用事業2303万円▽共済事業785万円▽購買事業1951万円▽販売事業2896万円▽市場事業1億4075万円▽利用事業840万円▽製氷貯氷事業600万円▽漁業自営事業590万円▽指導事業3183万円▽無線事業4214円。事業利益は2億7228万円で、経費を差し引きした事業利益は8091万円。事業外利益826万円を含め前年を31・9%下回る8918万円(前年1億3094万円)だった。
 特別損益1410万円を差し引きした税引前当期利益は7507万円、当期剰余金は5487万円。
 今年度の事業計画として①利尻産ウニ40万粒放流②繁茂状況を見極めた、はまなす地区でのコンブ早採り③ナマコの資源調査と年間許容量の設定・品質管理など。
 ▽代表理事組合長 安藤善則▽副組合長 小林昇治▽専務理事 木村直治▽理事 吉田克明、岡田直行、二津貞夫、伊藤栄三、下村優▽代表監事 村上直樹▽監事 鎌田和正、京谷和幸。