稚内市長選に川崎氏出馬表明 カーリング場中止求め

 市議の川崎眞敏氏(65)が22日、会見を開き、稚内市長選に出馬することを表明した。川崎氏は「選挙を新カーリング場建設の賛否を問う住民投票と位置付け戦いたい」と決意を述べた。
 これまで議会の場でカーリング場建設に反対する立場を貫いてきた川崎氏は、今回の選挙で建設に賛成か反対かの是非を市民の皆さんに問いたいとし、「市民の多くの声を吸い取っていない新カーリング場建設は許されるものでない。市民からの税金と財源は子供やお年寄りの笑顔のために活用すべきで、子育て支援や介護など市民の暮らしを守るのが市長の第一の仕事でないのか」と工藤市政に疑問を呈した。
 多額の維持管理費が予想されるカーリング場はじめ医療問題、人口減少、JR宗谷線、サハリン航路などに関し「市民が納得いく行政になっていない」とした川崎氏は、市民の反対する意見があり運営経費などに不安を感じるなか着工されたカーリング場について「選挙で信が得られた場合は建設をストップさせる。このまま実行すると将来、財源が失われることになる維持管理を含めた多額の費用は、これまでの設計費など無駄になる費用と比較にならないほど膨大になることが予想される。このまま建設に向かっていいいのか。議員という立場ではなく市民の皆さんと一緒になって必要かどうかの選挙にしたい」と力を込めた。
 市長選を巡っては現職の工藤氏が昨年9月に3期目向け出馬表明。今年1月に風力発電事業者ブラックジャックシステム稚内営業所長の古我友一氏が立候補を表明しており、川崎氏の出馬で三つ巴の戦いとなる。

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