底曳漁の歴史伝える 中澤さんが写真などで冊子作成

 元底曳網漁船員の中澤和一さん(71)は操業中に撮影した漁の様子などの写真を冊子にし、船員仲間や観光施設などに提供する活動をしている。
 中央4にあった北市漁業部で昭和30年から第78操洋丸の通信長を20年、漁労長14年を務めた中澤さんは、底曳網漁が最盛期だった頃に1回の漁でタラバガニが5000匹以上水揚げされた漁の様子の写真などを昨年から自身が会長を務める稚内海友会の催しで展示する活動をしている。
 その写真展を見て曾つて沖に出て漁を競い合った漁船員から写真を家に飾りたいとの依頼があり贈呈し喜ばれたことをきっかけに、今年に入って仲間の船員16人に加え稚内市内にあるホテル、飲食店などにも当時の写真を提供している。
 中澤さんは「底曳船の歴史を伝える貴重な資料として残していきたい。いつかは漁に関わるイベントがあった時に市民へ底曳船の思い出として写真をプレゼントできればと考えています」と話していた。

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