稚内漁協の春ナマコ漁始まる 桁引き42隻と磯船数隻出漁

 15日、春ナマコ漁が解禁され、朝早く稚内漁協の桁引き船42隻が一斉に出漁し、波は高かったがタモ漁の磯船も数隻出漁した。
 恵山泊漁港では午前9時過ぎ、磯船1隻が箱眼鏡を使い海中のナマコを探し見付けては網ですくっていた。様子見がてら出漁したという漁業者は「まだ水温が低いのでナマコが海底に隠れている。もう少し水温が上がってからの漁に期待したいね」と話していた。
 桁引きは午前4時頃に全船出漁し、午後3時頃までに稚内漁協市場に水揚げした。
 昨年は春夏合わせ230㌧ほどの水揚げがあり「今年も200㌧くらい採取できたら」と木村専務理事の期待も膨らむ。
 春ナマコ漁の漁期は4月末。

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