カーリングアジア選手権開催 市議会議特委で施設規模要件クリアと説明

 市議会は12日、前日に続いて議案特別委員会を開き、新年度予算案を審議した。
 カーリング場建設など、みどり公園整備事業に関し、先の代表質問でカーリング場開設に合わせて、日本カーリング協会から国際大会の開催を打診されていることについて、川崎議員(自民・政友会)が「国際大会は施設規模の関係で出来ないという認識を持っていたが、開催は可能なのか」と質問。円山スポーツ担当主幹は世界カーリング連盟が主催する大会はオリンピック以外で6大会あり、施設の要件で最低観客数は300~1000席と定められているとした上で、日本協会からパンパシフィックアジアカーリング選手権の開催要請があることを明らかにし、稚内の新しいカーリング場について「施設の要件として最低4シート、テレビ中継ができるスペースがあり、アジア選手権を開くのに観客席数など開催に足るべき条件を満たしている」と説明した。
 多目的施設での柔道剣道などの大会に関する川崎議員からの質問に、円山主幹は正式な大会は従来通り総合体育館などで開催するとしたが、各連盟との協議の中で公式ではないが施設規模の範囲で大会を開催していきたいとした。

「昨日午後の議案特別委員会」
 11日午後に開かれた市議会議案特別委員会で、市は新年度から吹き矢によるシカの捕獲を年2回実施する考えを明らかにした。
 鳥獣被害対策事業で千葉議員(無所属)から質問があったもので近江農政課長は「住宅街における出没対策として春と秋の年2回実施する」とした。
 近藤議員(公明党)からの農村地帯を中心としたアライグマの捕獲実績に対する質問に近江課長は平成28年度151頭、29年度233頭、30年度は今年1月末までに166頭捕獲していることを報告した。

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