道内港の貨物との連携を HSLサハリンセミナー開く

 北海道サハリン航路(HSL)主催の第6回極東・サハリン経済交流セミナーは28日午後、稚内地方合同庁舎で開かれ、稚内港を拠点とした物流拡大などの可能性を探った。
 稚内開建などが共催し「ロシア極東・サハリン物流活性化に向けて」と題し開かれたセミナーには関係者50人余りを前に、東アジアなどへの物流の展開などを研究している北海商科大学商学部の田村亨教授が「稚内~サハリン間の港湾物流活性化のための戦略」と題し講演した。
 日ロ関係で稚内とサハリン間の航路があることが重要であると強調した田村教授は、物流活性化のために下関と韓国の釜山を結ぶフェリーを例にあげ、旅客船の手荷物で商流の仕組みを作ること。道内にある港の連携策として小樽~サハリン~稚内のほか、網走、紋別などを加えた物流ルートの構築も必要であると提言した。
 2月いっぱいでHSLの専務を退任した日向寺和裕さんは今年度の稚内~サハリン間の貨物船チャーター事業について、昨年度より20㌧以上多い63・5㌧の貨物を輸出したと報告した。

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