時の話題 「品性疑うね」

 どこかの新聞のコラムに白血病を公表した水泳の池江璃花子さんの事で桜田五輪担当大臣の不穏当な発言に対し、品行は未だしも品性はどうにもならないなどとの趣旨の事を書いていたが、品行、品性とも道徳的見地から同類の言葉であり正鵠を得てない。
 書き屋のプロに誤謬を生じさせるほど桜田大臣の発言は品性下劣な品行(言動)という訳で、この程度の人が大臣になるような当選回数が多い(桜田氏は衆議8期目)順に大臣に充てるという自民党の有り方に疑問を呈せざるを得ず、以前にも不穏当な発言をしており、このような方は一般議員席の隅の方にでもやらねばならない。
 昨年の自民党総裁選で向こう3年間の大任(総裁イコール総理大臣)を託された安倍さんだが、自らの発言も事実からの齟齬があり野党議員に指摘されると向きになる。一国の総理なのだから泰然に構えれないのか。坊っちゃん育ちとはいえ奥行きが無さ過ぎよう。
 逆説的には狡いところがなく真っ正直な人なのだろうが、どうも権謀術数に長けた取り巻きに踊らされているような感があり、甚だ頼りない。
 あと2年以上、総理の重責を担っていけるのだろうかという不安があるものの、自民党という政治力学と権力の咬み合いが上手な政党によって盛り立てられるのだろうか。
 筆者と総理は同級生であり、学生時代にはよく総理が在籍した大学がある吉祥寺に遊びに行っていたので擦れ違った事あるやも知れない。同級という縁もあり文句言いたくはないのだが的外れの時があり恐いものがある。

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