時の話題 「税金使途適正に」

 昨年分の所得税の確定申告は稚内税務署や稚内市、申告の相談だが稚内商工会議所でも受け付ける。
 漁業や農業を営む人含め事業主やサラリーマンでも2カ所以上から給与を受けている人、そして年金受給者も対象になる。稚税署の一番乗りは年金受給者の高齢者なことが多い。
 史上空前の100億円台に乗った宗谷漁協の水揚げ高を反映し今年の確定申告は漁業者にとってホクホク顔のものとなろう。ホタテばかりでなくミズダコ、ナマコなども好漁だったので、税理士さんはてんやわんやの忙しさでなかろうかと、御同情申し上げる。
 稚内の基幹産業である水産業は沿岸漁業だけでなく沖底業界もこの何年かない水揚げとなり「水産稚内」の面目躍如といったところで、土建業界も受注が増え、9月6日のブラックアウトで味噌をつけたといえ観光もインバウンド主体に堅調な伸びを示した。
 源泉徴収されるサラリーマンの納税の底堅さに加え事業主の収入が伸び所得税納付が増加することは国ばかりでなく道税や市税の上伸につながる。収入が増えれば家や車を購入し、何よりも普段の購買力が上がり、最終的には地域の景気を好転させるからである。
 その中にあって年金受給だけに頼る高齢の方々は辛いものがあろう。国民年金は満度に支払いしていても最高は月額6万5千円ほどとあっては糊口を凌ぐのに働かなければならない。
 国民全員が何の憂いなく暮らせるのは困難としても、弱い立場の人達が程々の生活をできるよう税金が適切に使われるよう求める。

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