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 稚内税関支署は、昨年の稚内港貿易概況をまとめた。貿易総額は10億7700万円と平成に入り過去最低額となった。
 輸出は1億200万円(前年対比71・1%減)輸入9億7500万円(同72・9%減)と、前年に比べ72・8%減少した。輸出は5年連続、輸入は2年ぶりに減少した。
 貿易総額は平成に入り最低だった平成28年の22億2000万円からも半減し過去最低額を更新した。
 活カニの輸入は平成最低だった昨年を下回る227㌧(同7・6%減)で、金額は単価が高く3億9500万円(同32・5%増)。タラバ180㌧(同8・6%減)3億円(同23・7%増)、毛ガニ46㌧(同全増)9500万円(同)。
 平成26年に発効された日ロ密漁密輸防止協定に加え、中国や韓国でのカニ需要の高まりなどから輸入量は減少している。
 他は前年の輸入が多かった活ウニ536㌧(同13・9%減)4億9200万円(同16・2%減)、冷凍ホタテなどその他8700万円(同96・7%減)。
 輸出は冷凍スケソなど魚介類75㌧(同82%減)2600万円(同87・6%減)、再輸出品4400万円(同57・9%減)、建築資材などその他2100万円(同2・1倍)。
 外国貿易船の入港は最低だった平成元年(90隻)に次いでワースト2位の91隻。カニ船36隻、ウニ32隻など。前年の156隻から41・7%の65隻も減少した。